一般財団法人
全日本大学バスケットボール連盟

　第75回全日本大学バスケットボール選手権大会、関東地区6位大東文化大学対関東地区10位明治大学の一戦。序盤は明治大が３Pシュートを立て続けに成功させ主導権をつかみ、2桁点差のリードを得る。対する大東文化大は、#3塚本の攻守にわたる躍動から徐々に点差を縮めていく。前半終盤に一度逆転されるも、オフェンスリバウンドで流れを絶たなかった明治大が6点リードで後半へと突入する。後半は開始から大東文化大#21富山のオフェンスが爆発し、一気に5点リードまで持っていく。その後は明治大が中外両方からの得点で再びリードし、勝負の行方は終盤までもつれ込む。最終盤、#3塚本の３Pシュートによって逆転に成功した大東文化大がなんとか逃げ切り、最終スコア69-75、大東文化大が逆転勝利を収めた。

　第1クォーター、開始から明治大がペースをつかむ。#60武藤の3本の3Pシュートを中心に10点のリードを得る。対して大東文化大は、#4菊池の2連続3Pシュートで反撃するも、その後は明治大の堅いディフェンスに阻まれる。終盤にかけ、途中交代で出場した#23森田、#20千葉らが得点を重ねリードを広げる。26-12、明治大リードで第1クォーターを終了。

　第2クォーター、大東文化大は#3塚本の冷静な3Pシュートで先制し、さらにディフェンスを強め明治大にプレッシャーを与える。中盤に入り、#3塚本と#77松尾の３Pシュート、#34クリバリのバスケットカウントで3点差に追い迫る。明治大はアウトサイドシュートの確率に陰りが見えるも、#13平松と#60武藤がスコアしてリードを保つ。40-34、明治大リードは変わらず試合を折り返す。

　第3クォーター、大東文化大#21富山が開始3分で13点をスコアし、遂に逆転に成功する。しかし、#60武藤を中心に再度明治大がリードする展開。中盤以降両者集中を切らさず、一進一退の攻防が繰り広げられ、明治大が#21田邊の躍動でリードを守る。59-54、最終クォーターへ。

　第4クォーター、明治大#21田邊が攻守で躍動し明治大がリードを広げる。対する大東文化大は、#3塚本と#34クリバリの得点で、明治大の背中を懸命に追い、残り4分を切ると、再度逆転に成功。明治大は#60武藤の３Pシュートなどで猛追するも、集中した動きを見せた大東文化大が明治大を振り切り勝利。69-75、大東文化大が見事ベスト8に進出した。